2006年03月05日

太宰治のお墓参りに行きました

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

太宰治原作の舞台『冬の花火、春の枯葉』の演出家・俳優一同・スタッフで、太宰治のお墓参りに行ってきました。

太宰の墓は、彼が晩年を過ごした三鷹の禅林寺にあります。
立派なお墓が立ち並ぶ中でも目を引く、真新しい花が献じられているのが太宰の墓です。

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演出家の倉迫さんが墓石を清め、

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ひとりずつ太宰の墓前に『冬の花火、春の枯葉』上演のご報告をしました。

太宰が入水自殺したのが1948年、今から58年前です。享年38歳でした。
その頃、太宰の健康状態は著しく悪化していました。不眠症がつのり、また喀血も激しくなっていました。自らの創作活動にも行き詰まりを感じ、「ぼくの作品は残り少なくなった絵具のチューブを、無理に絞り出すようなものだ」と書いています。

遺体が発見された6月19日は奇しくも太宰の39回目の誕生日でした。この日は「桜桃忌」と名づけられ、毎年多くの人たちが訪れるそうです。

ちなみに太宰治の墓の斜め向かいには、森鴎外のお墓があります。

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ついでなのでこちらにもお参りしてきました。


posted by YAMP at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の花火、春の枯葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『IRON(アイアン)』千秋楽でした

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

本日は北九州芸術劇場と飛ぶ劇場の共同製作による『IRON(アイアン)』の千秋楽でした。
リージョナルシアターシリーズの最後を飾るにふさわしい、壮大な舞台でした。

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『IRON(アイアン)』はこれまでに全国ツアーとして北九州・伊丹・松本・福岡・熊本を巡り、今回の東京がツアーの最終公演でもありました。
力強い物語に加え、作りこまれた舞台セット、大勢での舞踊のシーンなど、目にも美しい魅力あふれる舞台となっていました。

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国家と個人という重いテーマを扱いながら、エンターテインメントとして昇華されており、2時間強という上演時間をものともせずに魅了させ、最後まで飽きさせませんでした。

こちらのIRON予告編映像には、劇中の各選手のプロフィール・得意技などが紹介されていて面白いですよ!
観劇された方はぜひこちらもご覧いただき、お楽しみください。

『IRON(アイアン)』終演をもって、今回のリージョナルシアターシリーズは終了いたします。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました!
posted by YAMP at 19:19| Comment(1) | TrackBack(2) | IRON(アイアン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月04日

『IRON(アイアン)』5日楽日です!

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

本日は『IRON(アイアン)』公演の2日目でした。

夜の部の終演後は、作・演出を担当された泊篤志さん(飛ぶ劇場)、宮城聰さん(ク・ナウカ・シアターカンパニー)を迎えてのポスト・パフォーマンス・トークがありました。

宮城さんは、2002年の北九州演劇祭で『IRON(アイアン)』の演出を担当されていました。
今回の舞台については、「演劇としてのクオリティの進化は目覚しい」と述べられ、また「泊さんの戯曲にはいつも『外部を意識する視点』があり、そこが興味深い」と仰っておられました。

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泊さんの言葉で興味深かったのが、この戯曲の舞台は、鎖国状態にある全体主義国家「糧流島(かてるじま)」。そこから逃れようとする者、とどまろうとする者たちの揺れ動く様が描かれているのですが、それはそのまま東京と地方との関係にも置き換えられる、と仰っていたことでした。

俳優の方々が使う血の通った方言、歌や舞踊という点でも地域性というのを強く感じさせながらも、とても完成度の高い素晴らしい舞台となっておりました。

『IRON(アイアン)』は5日(日)が楽日となります。
14:00からの回となりますので、ぜひ当日は劇場に足をお運びください!

ロビーでは『IRON(アイアン)』ほか泊篤志さんの台本を販売しています。

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また、飛ぶ劇場のオリジナル手ぬぐいもあります!

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posted by YAMP at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | IRON(アイアン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ストロベリークリームと火薬』最終日でした

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

にしすがも創造舎特設劇場にて上演されていた『ストロベリークリームと火薬』が、大盛況のうちに幕を閉じました。

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「ストロベリークリーム」と「火薬」、この全く正反対の印象を言葉によるタイトルのとおり、暴力と笑い、戯れと悲劇に彩られた、戦慄を禁じえない舞台でした。

全公演も無事終了し、素晴らしいパフォーマンスを披露されたヤスミン・ゴデール率いるダンス・カンパニーの皆さんも、この後帰国されます。
ヤスミンは既にこの次の舞台に着手しつつあり、来年の10月に新作を発表する予定とのことです。

また、東京国際芸術祭の劇評通信に、今回の舞台についての興味深い劇評が掲載されています。こちらもぜひご一読ください。

2006年03月03日

『ストロベリークリームと火薬』4日(土)は楽日!

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

大盛況の『ストロベリークリームと火薬』ですが、幕が開けたと思ったらあっという間に楽日です。
最終日の4日(土)はこれまでとは公演開始時間が異なりますので、ご注意ください。明日の開演は17:00です。

公演後に振付家ヤスミンによるポスト・パフォーマンス・トークがありますが、トーク終了後は、ぜひにしすがも創造舎の2階、サロンにいらしてください。
「ISRAEL Night(イスラエル・ナイト)」と題してスペシャルカフェを営業いたします!

コーヒーや紅茶のほか、ひよこ豆のコロッケ入りピタパンやイスラエルワインなど、イスラエルにちなんだメニューをご用意しております。入場は無料。
ぜひお立ち寄りいただき、公演を終えたアーティストの方々との語らいを楽しんでいってください。

『IRON(アイアン)』4日(土)ポストトークあります

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

北九州芸術劇場×飛ぶ劇場の『IRON(アイアン)』が本日初日を迎えました。
4日(土)の18時の回は、終演後に宮城聰さん(ク・ナウカ)、泊篤志(飛ぶ劇場)さんによるポスト・パフォーマンス・トークもあります。
当日券もありますので、会場でチケットをお求めください。

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残念ながら初日に駆けつけることができなかったのですが、明日は会場の様子をレポートします!
posted by YAMP at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | IRON(アイアン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西巣鴨・朝倉

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

今回紹介するお店は穴場中の穴場、大通りからは見えないビルの一角にある茶房「朝倉」です。

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どことなく和風な看板、ショーウィンドウの中に並べられた大ぶりのケーキ。
店内に入ると、落ち着いた色合いのカウンターの向こうには、伊万里などの器が並び、丸天井には和の花のモザイクタイルをはめ込んであります。和と洋が融合した、レトロモダンという言葉がぴったりな空間です。

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ケーキセット950円

こちらのケーキは「この店最大の自慢のひとつ」と言うだけあって、上品な甘さでとても美味しいです。いくらでも食べられそうです。

店内のどこを見てもご主人のこだわりが伺えるこのお店ですが、かといって堅苦しくなく、ゆっくりと落ち着けます。コーヒーをゆっくり飲んでいると、大正、いや昭和初期の世界に紛れ込んだような気分になってきます。

隠れた名店・朝倉に、ぜひ「まちあるきMAP」を片手に訪れてみてください。ケーキセットが200円引きになります!

「朝倉」
電話番号:03-3910-5088
営業時間:10:00-21:00
定休日:日曜
posted by YAMP at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 巣鴨・西巣鴨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

『IRON』明日から始まります

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

東京国際芸術祭では、リージョナルシアター・シリーズと銘打って、地方で活躍する劇団を東京に紹介しています。
劇団Ugly ducklingから始まり、現代時報劇団SKグループと続いてきた今回のリージョナルシアター・シリーズ、いよいよ最後の公演となりました。
最後を飾るのは、第44回岸田國士戯曲賞最終候補にもなった『IRON(アイアン)』の再演です!

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再び、僕らは脱走劇に胸を熱くする。
「本当の幸せとは何か?」
僕らは全力で問いかけてみたい。
熱くなることがカッコ悪い今の時代に、あえて僕らは熱く走り抜けてみたい。
(作・演出 泊篤志さん)


飛ぶ劇場と北九州芸術劇場との共同製作し、東京を含め全国6会場で上演するこちらの力作、3/3(金)から3日間、池袋の東京芸術劇場で上演されます。

明日(3/3)は19時から開演となります。(詳しくはこちら
チケットは当日券がございますので、ぜひ当日は会場までお越しください!
posted by YAMP at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | IRON(アイアン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ストロベリークリームと火薬』二日目でした

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

本日は、イスラエルの社会状況を真正面から取り上げたダンス『ストロベリークリームと火薬』の公演二日目でした。

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開演前の客席の様子です。

この日は公演後にポスト・パフォーマンス・トークがあったのですが、観察力に著しく欠ける私はこの時まで振付家のヤスミンがダンスに参加していることに気づきませんでした。(事前にビデオレポートを見ていたんですが……)

ポスト・パフォーマンス・トークでの彼女は、舞台上での激しいダンスとは裏腹に、言葉を選びながら静かに話をしてくれました。

「スタジオの中でイスラエル兵やテロの写真を見て動きを作っていった際、その写真を見たときに、それを判断したり分析したりするのではなく、そのイメージを体で表すということを体験した。自分たちがそのイメージになりきったときにどのような感情が出てくるのか、その感情をどう表現するかを考えてダンスを作っていった」

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メディアに出てくるイメージを利用しながらもメディアが語らないことを私たちの前に突きつけるこの『ストロベリークリームと火薬』、3/4(土)まで公演が続きます。
明日の公演終了後には、美術家の高嶺格さんをゲストに迎えたポスト・パフォーマンス・トークを予定しております。お見逃しなく!

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また、会場ロビーではコーヒーのほか、ジュース、ワインをご用意しておりますので、開演前にぜひどうぞ!

2006年03月01日

『ストロベリークリームと火薬』公演初日でした

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

本日から、にしすがも創造舎で『ストロベリークリームと火薬』の公演が始まりました。
この日は朝から天気が悪く、夜になって雨足が強くなってきました。にも関わらずたくさんのお客さまにご来場いただき、この日の幕が開きました。

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振付家のヤスミン・ゴデールは、声なき悲鳴と暴力の匂いに満ちたこの舞台について、ダンサーとともに作っていったのだとインタビューで述べています。

「スタジオの中でイスラエル兵士やパレスチナ人に対する検問、テロ現場などの写真を並べて、皆でイマジネーションを膨らませて作っていった。ダンサー自身の考えやバックグラウンドの違いのために衝突もあったが、それらを乗り越えてひとつの作品になっていたことが感動的だった」

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「自分がいま生きているリアリティーをいかに表現するか、ということが何よりも大切なこと」

自分たちの現実を表現するということが彼らにとっていかに凄まじいことなのか、この舞台を観た後ではヤスミンのこの言葉に心揺さぶられずにはいられませんでした。

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終演後のロビーの様子です

衝撃的な舞台『ストロベリークリームと火薬』、明日は終演後にポスト・パフォーマンス・トークもありますのでお楽しみに。

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