2006年03月28日

東京国際芸術祭2006閉幕しました

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

2月上旬に開幕した東京国際芸術祭2006が、とうとう『冬の花火、春の枯葉』公演終了をもって閉幕いたしました。

開幕直後はとても寒かったのに、いつのまにやら暖かくなり、東京国際芸術祭が閉幕した日には、西巣鴨で桜の蕾が開きかけていました。もうすっかり春!ですね。

さて今年の東京国際芸術祭を振り返りますと、オープニングを飾ったのは『アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズvol.1 ドラマリーディング』でした。選りすぐりの現代アメリカの新作戯曲4本それぞれを、日本の気鋭の演出家が演出し、ドラマリーディング公演を行いました。

次に始まったのが、リージョナルシアター・シリーズです。全国の若手の実力派カンパニーを東京に招聘し、池袋の東京芸術劇場でそれぞれ公演を行いました。ラインナップは劇団Ugly duckling(大阪)『改訂版さっちゃん』、現代時報(盛岡)『親密な他人』、劇団SKグループ(札幌)『再演A。』、北九州芸術劇場×飛ぶ劇場『IRON(アイアン)』でした。

3月に入ってから、にしすがも創造舎特設劇場で公演を行ったのが、イスラエルにおける暴力と悲劇を舞台上で我々に突きつけた衝撃的な舞台『ストロベリークリームと火薬』、そして日本、英国、クウェートによる国際共同プロデュースで実現した『カリラ・ワ・ディムナ-王子たちの鏡』です。

また、東京国際芸術祭2006提携公演として『4.48 サイコシス』が上演されました。ドラマトゥルクとして長島確さんが創造のプロセスに関わり、演出家と共同で作品づくりを行った作品でした。

彩の国さいたま芸術劇場にはドイツ座が『エミーリア・ガロッティ』を携えて来日し、きわめてシンプルでありながら美しく激しい舞台を私たちに見せてくれました。

そして最終週、スリーポイント・プロデュース ベケット・ライブvol.7として『見ちがい言いちがい』が始まり、最後に太宰治が見つめた「敗北」を、ユーモアとサービスをふんだんに盛り込んで現代に問いかけた『冬の花火、春の枯葉』がにしすがも創造舎特設劇場で上演されました。

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たくさんのお客様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました!皆さまに楽しんでいただけたら何よりです。

また来年、桃の蕾うるむ頃、「東京国際芸術祭2007」が開催される予定です。今回ご来場いただきました方々、ぜひまた来年もご期待くださいませ。

皆さまに東京国際芸術祭をより知っていただくために始めたこのブログも、本日をもって終了いたします。ご来訪いただいた皆さま、コメント・トラックバックをしてくださった方々、ありがとうございました!

それでは、また来年お会いいたしましょう!


posted by YAMP at 03:30| Comment(44) | TrackBack(10) | おしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

東京国際芸術祭・後半戦ラインナップ

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

東京国際芸術祭も開幕からはや一ヶ月になりました。後半はクウェート、ドイツからの海外公演のほか、にしすがも創造舎演劇上演プロジェクト作品など、盛り沢山です。

今週金曜日からの怒涛の公演ラッシュ、ラインナップはこちらです!

『カリラ・ワ・ディムナ -王子たちの鏡』 3/10(金)〜3/16(木)
『4.48サイコシス』 3/18(土)〜3/21(火)
『エミーリア・ガロッティ』 3/19(日)〜3/21(火)
『見ちがい言いちがい』 3/22(水)〜3/26(日)
『冬の花火、春の枯葉』 3/24(金)〜3/27(月)


どれも力作揃いですので、ぜひ観にいらしてください。
posted by YAMP at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

リージョナルシアターシリーズが終了しました

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

全国各地の若手・実力派劇団を紹介するリージョナルシアターシリーズが終了いたしました。

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2006年のラインナップは以下のとおりでした。

■リージョナルシアター・シリーズ■
劇団Ugly duckling(大阪)『改訂版さっちゃん』
現代時報(盛岡)『親密な他人』
劇団SKグループ(札幌)『再演A。』
北九州芸術劇場×飛ぶ劇場『IRON(アイアン)』

こんなに個性の異なる、また全国各地の劇団をまとめて拝見できたのは本当に面白かったです。それぞれ個性豊かな公演でしたが、舞台美術もさまざまでした。
動く舞台とブレヒト幕をダイナミックに使った『改訂版さっちゃん』、テーブルとイスだけのシンプルな部室を舞台にした『親密な他人』、舞台上には何もなく、天井から一枚の絵を吊っただけという更にシンプルな『再演A。』、円形の舞台の周りにさびれた無個性な建物と金網を高く張り巡らせた壮大な『IRON(アイアン)』と、それぞれが独自の劇世界を作り出していました。

さて、来年度からリージョナルシアター・シリーズは「リーディング公演部門」と「創作・育成プログラム部門」から構成されることになります。
来年のリージョナルシアター・シリーズもお楽しみに!
posted by YAMP at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

次はリージョナルシアター・シリーズです!

東京国際芸術祭スタッフの宮崎です。

東京国際芸術祭、『アメリカ現代戯曲シリーズ』が終わりまして、次に始まるのは『リージョナルシアター・シリーズ』です。

『リージョナルシアター・シリーズ』は地域創造との共催で、毎年全国各地の若手・実力派劇団を紹介している企画です。
これまでにも、弘前劇場(青森)、A.G.S(札幌)、劇団八時半(京都)、芝居屋坂道ストア(神戸)、スクエア(大阪)、POP THEATRE Я(山口)などの団体を紹介してきました。
今年もまた、各地域で活躍している劇団をご紹介します。

■リージョナルシアター・シリーズ■
劇団Ugly duckling(大阪)『改訂版さっちゃん』 2/17(金)〜2/19(日)
現代時報(盛岡)『親密な他人』 2/21(火)〜2/22(水)
劇団SKグループ(札幌)『再演A。』 2/25(土)〜2/26(日)
北九州芸術劇場×飛ぶ劇場『IRON(アイアン)』 3/3(金)〜3/5(日)

開催場所は東京芸術劇場小ホール1となります。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
posted by YAMP at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

東京国際芸術祭、いよいよ開幕します!

東京国際芸術祭2006、いよいよ開幕です。今年のラインナップは、<アメリカ→リージョナル→イスラエル→クウェート→ドイツ→日本>にしすがも創造舎の旧体育館をメイン会場に、世界の息吹を伝えます!

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◆TIF2006オープニングスピーチ◆
今年で12回目を迎える東京国際芸術祭の開幕にあたり、TIFディレクター市村作知雄が各演目の紹介とプログラミングの方向性についてお話します。
日時:2月10日(金)14:30〜
場所:にしすがも創造舎特設劇場
(アメリカ現代戯曲『メイヘム』10日(金)15:00の回のチケットをお持ちの方のみご入場いただけます)
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INDEX
■東京国際芸術祭 オープニング公演
アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1ドラマリーディング キャスト発表!!
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アメリカの劇作家は今、何を考え、何を感じ、何を表現しようとしているのか?TIF新プロジェクト『アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ』第一弾!

宮崎真子(俳優座)
江本純子(毛皮族)
中島諒人 
中野成樹((Pool5)+フランケンズ)

の4人の演出家がドラマリーディングで、2000年以降の現代戯曲を紹介します。来日する4名の作家たちとのシンポジウムも同時開催。
アメリカの「今」に耳を傾けてみませんか?

HPから直接アクセスしてチケットをご購入頂けます。
URL→ http://tif.anj.or.jp/(4公演で2,000円(学生1,500円)と、お得なセット券もございます)

<公演&出演者のご案内>

『メイヘム』(2000)
作:ケリー・スチュアート/訳:川島健/演出:宮崎真子(俳優座)
出演:阿部一徳(ク・ナウカ)大原康裕(文学座)塩田朋子(文学座)坪井木の実(俳優座)

家庭内外の人間関係、銃社会アメリカが抱えるトラウマ、そして、世界で蔓延する政治的暴力・・・

個人は如何に世界と関わることができるのか。ロサンゼルス在住の作家自身の経験を通して描かれる、9.11前夜、アメリカの混沌。確かな台詞力を持つ俳優陣に、ク・ナウカの阿部一徳が加わっての異色なアンサンブル。乞うご期待です!

日時:2月10日(金)15:00★/2月11日(土)19:00

『アクト・ア・レディ〜アメリカ中西部ドラッグショー〜』(2005)
作:ジョーダン・ハリソン/訳:須藤鈴/演出:江本純子(毛皮族)
出演:みのすけ(NYLON100℃) 金子清文 水谷ノブ 太田緑ロランス 柿丸美智恵 江本純子

1927年、中西部の小さな町で"女装ショー"を始める3人の男たち。男性の中に存在す“女”、女性の中に存在する“男”を探り出す。

28歳の作家ハリソンの意欲作に、27歳の演出家・江本純子が挑みます。日米演劇界、若手注目株二人の饗宴に、みのすけ&小劇場人気俳優&毛皮族が入り乱れ!

日時:2月10日(金)19:00★/2月11日(土)17:00

『ベラージオ;もしくはメタル製のすべてのもの;
 もしくはおじいちゃんがパパを射殺させるとき〜』
(2005)
作:マック・ウェルマン/訳:川島健/演出:中島諒人
出演:斉藤頼陽/中川玲奈/西堀慶(ジンジャントロプスボイセイ)藤岡武洋(劇団MAC(高知)) 村上里美(高知)

イタリア「未来派」の主唱者である詩人マリネッティと、ファシズム指導者ムッソリーニを中心に、史実とフィクションが絡み合う。未来派の興隆と衰退が、現代に重なって見えてくる・・・

オビー賞作家、M・ウェルマンが皮肉と批判を込めて書いた本作品。(4本の中では一番の)難解・難題に、04年から地方で活動してきた中島諒人が、高知で育てた俳優2名を引き連れて対峙します。

日時:2月11日(土)14:30/2月12日(日)12:30★

『セックスハビッツ・オブ・アメリカンウィメン』(2004)
作:ジュリー・マリー・マイアット /訳:吉田恭子 
演出:中野成樹((POOL-5)+フランケンズ)

出演:村上聡一/福田毅/野島真理/石橋志保(フランケンズ)/仲田真一郎/岩本えり

50年前に女性の性習慣についてを書こうとした教授夫妻とその娘の物語と、現代のシングルマザー母娘へのインタビューが、交互に展開。

愛?それともロマンス?セックス?欲望とは?・・アメリカでの本公演時は、チケット入手が困難だったという大ヒット作品を、横浜・STスポット契約アーティストの中野成樹が独自の視点でリーディングに演出。修士論文が『翻訳劇の演出について』だったという中野のオリジナリティに注目です!

日時:2月11日(土)12:00/12日(日)19:00★

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<シンポジウム>

◆『アメリカの劇作家は今』
9.11、イラク戦争を経て、ますます閉塞するアメリカ。激動する世界と混沌を極めるアメリカ社会の動きは、劇作家の執筆活動にどのような影響を及ぼしているのか?また、彼らの声を表現する場として、地域の劇場は機能しているのか?そして、その声は、世界へ届けられているのか?アメリカ・ミネアポリスにて、劇作家を支援するプレイライツセンター、ガスリー・シアターのディレクターを迎え、劇作家を取り巻く状況に迫ります。

司会:内野儀(演劇批評家)
出演:ポリー・カール(プレイライツセンター ディレクター)
   マイケル・ディクソン(ガスリー・シアター ディレクター)
   吉田恭子(CTN/日米カルチュラルトレードネットワーク ディレクター)
   来日劇作家4名(予定)(『アメリカ現代戯曲』チケットをお持ちの方は無料、シンポジウムのみ参加の場合は500円(予約不要))
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【公演日時】2月10日(金)−12日(日)
10日(金)14:30<TIFオープニングスピーチ> 15:00A★/ 19:00B★
11日(土)12:00D/ 14:30C / 17:00B / 19:30A
12日(日)12:30C★/ 15:00<シンポジウム> /19:00D★

★終演後ポスト・パフォーマンス・トークあり

【会場】にしすがも創造舎特設劇場
posted by YAMP at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

東京国際芸術祭ブログ、スタート!

皆さま、こんにちは。東京国際芸術祭スタッフの韮澤と宮崎です。
この度、東京国際芸術祭についての色々な情報を、このBlogでご案内することになりました。

東京国際芸術祭は、ドイツや中東のカンパニーの招聘公演、アメリカとの共同製作公演、地域で活躍する劇団の公演など、刺激的な公演プログラムをそろえております。

3月末の東京国際芸術祭終了まで、稽古場のレポートや関係者のインタビューなど情報盛りだくさんで更新していく予定です。

それではこれから2ヶ月間、よろしくお願いします!
posted by YAMP at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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