2月上旬に開幕した東京国際芸術祭2006が、とうとう『冬の花火、春の枯葉』公演終了をもって閉幕いたしました。
開幕直後はとても寒かったのに、いつのまにやら暖かくなり、東京国際芸術祭が閉幕した日には、西巣鴨で桜の蕾が開きかけていました。もうすっかり春!ですね。
さて今年の東京国際芸術祭を振り返りますと、オープニングを飾ったのは『アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズvol.1 ドラマリーディング』でした。選りすぐりの現代アメリカの新作戯曲4本それぞれを、日本の気鋭の演出家が演出し、ドラマリーディング公演を行いました。
次に始まったのが、リージョナルシアター・シリーズです。全国の若手の実力派カンパニーを東京に招聘し、池袋の東京芸術劇場でそれぞれ公演を行いました。ラインナップは劇団Ugly duckling(大阪)『改訂版さっちゃん』、現代時報(盛岡)『親密な他人』、劇団SKグループ(札幌)『再演A。』、北九州芸術劇場×飛ぶ劇場『IRON(アイアン)』でした。
3月に入ってから、にしすがも創造舎特設劇場で公演を行ったのが、イスラエルにおける暴力と悲劇を舞台上で我々に突きつけた衝撃的な舞台『ストロベリークリームと火薬』、そして日本、英国、クウェートによる国際共同プロデュースで実現した『カリラ・ワ・ディムナ-王子たちの鏡』です。
また、東京国際芸術祭2006提携公演として『4.48 サイコシス』が上演されました。ドラマトゥルクとして長島確さんが創造のプロセスに関わり、演出家と共同で作品づくりを行った作品でした。
彩の国さいたま芸術劇場にはドイツ座が『エミーリア・ガロッティ』を携えて来日し、きわめてシンプルでありながら美しく激しい舞台を私たちに見せてくれました。
そして最終週、スリーポイント・プロデュース ベケット・ライブvol.7として『見ちがい言いちがい』が始まり、最後に太宰治が見つめた「敗北」を、ユーモアとサービスをふんだんに盛り込んで現代に問いかけた『冬の花火、春の枯葉』がにしすがも創造舎特設劇場で上演されました。

たくさんのお客様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました!皆さまに楽しんでいただけたら何よりです。
また来年、桃の蕾うるむ頃、「東京国際芸術祭2007」が開催される予定です。今回ご来場いただきました方々、ぜひまた来年もご期待くださいませ。
皆さまに東京国際芸術祭をより知っていただくために始めたこのブログも、本日をもって終了いたします。ご来訪いただいた皆さま、コメント・トラックバックをしてくださった方々、ありがとうございました!
それでは、また来年お会いいたしましょう!




















